熊本市は10日、
インフルエンザ菌b型(ヒブ)ワクチンと、3種混合ワクチンの同時接種を
2月に受けた7カ月の男児が死亡したと発表した。男児に
基礎疾患はなかったという。
厚生労働省によると、子どもの細菌性髄膜炎などを予防するヒブワクチンや
肺炎球菌ワクチンの接種を受けた乳幼児の死亡が3月に入って相次いで報告されており、
これで6例目。
同省は両ワクチンについて、今月4日に接種見合わせを決めている。
熊本市によると、男児は2月15日にヒブワクチンと、ジフテリア、百日ぜき、破傷風の
混合ワクチンを接種。同22日に死亡した。市は、予防接種と死亡の因果関係は
評価不能としている。
市は今月9日に市内の医療機関から報告を受けた。
厚労省が詳しい経緯を調査している。 2011/03/10 【共同通信】
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